甲州雨畑硯(読み)こうしゅうあまはたすずり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「甲州雨畑硯」の解説

甲州雨畑硯[文房具]
こうしゅうあまはたすずり

北陸甲信越地方、山梨県地域ブランド
南巨摩郡鰍沢町で製作されている。江戸時代の1690(元禄3)年、富士川支流の早川河原にて黒一色石が発見された。これを硯にしたことが甲州雨畑硯の起源黒石粒子が程よく墨をかみ、やわらかな感触をもつため、昔からその石質が高く評価されている。山梨県郷土伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android