事典 日本の地域ブランド・名産品 「甲州雨畑硯」の解説
甲州雨畑硯[文房具]
こうしゅうあまはたすずり
南巨摩郡鰍沢町で製作されている。江戸時代の1690(元禄3)年、富士川支流の早川河原にて黒一色石が発見された。これを硯にしたことが甲州雨畑硯の起源。黒石の粒子が程よく墨をかみ、やわらかな感触をもつため、昔からその石質が高く評価されている。山梨県郷土伝統工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報