もうし‐か・けるまうし‥【申掛】
- 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]まうしか・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 - ① ( 「言い掛ける」の謙譲語 ) 人に向かって物を言いかけ申しあげる。
- [初出の実例]「さらばかみ仏へ参りて申かけべし」(出典:御伽草子・文正草子(室町末))
- ② 言いがかりをつける。
- [初出の実例]「ソレガシニ コノ ザンゲンヲ mǒxicaqeta(マウシカケタ) ヒトビトニモ」(出典:天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 