申兼ねる(読み)モウシカネル

デジタル大辞泉 「申兼ねる」の意味・読み・例文・類語

もうし‐か・ねる〔まうし‐〕【申(し)兼ねる】

[動ナ下一][文]まうしか・ぬ[ナ下二]申し上げるのをためらう。言いにくい。「はっきりとは―・ねる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「申兼ねる」の意味・読み・例文・類語

もうし‐か・ねるまうし‥【申兼】

  1. 〘 他動詞 ナ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]まうしか・ぬ 〘 他動詞 ナ行下二段活用 〙 ( 「言い兼ねる」の謙譲語 ) 申しあげるのをためらう。
    1. [初出の実例]「横目申かぬるをば、定なうして、童か同朋か、いかにも、小分なる、分別なき者に聞て」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品四〇上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む