申行(読み)もうしおこなう

精選版 日本国語大辞典 「申行」の意味・読み・例文・類語

もうし‐おこな・う まうしおこなふ【申行】

〘他ハ四〙
① 申しあげる。言上する。
今昔(1120頃か)一一「和銅三年と云ふ年、天皇に申し行ひて、彼の山階の陶原の家に堂をためして」
② 取りさばく。処置する。行なう。
平家(13C前)三「たとひ入道非拠を申をこなふ共、一度はなどかきこしめし入ざるべき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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