町屋金山(読み)まちやきんざん

日本歴史地名大系 「町屋金山」の解説

町屋金山
まちやきんざん

[現在地名]常陸太田市町屋町

吉田神社の西の里川西岸に黒磯(くろいそ)という屹立した岩山(八〇メートル)があり、この北山続きは町屋金山跡として今も坑跡が残る。元禄五年(一六九二)の御領内御金山一巻(「加藤寛斎随筆」所収)に「町屋金山之儀ハ、五十年以前己午の時分、長瀬半兵衛殿御奉行にて、金掘ハ方々より集り、水ぬき候て、金代佐戸かます壱荷ニ三貫代程之ふとつる(鉱脈)に切当、水車取立色々仕候へども、致方悪しく御坐候ゆへすたり申候」とあり、水戸藩になってからも金掘りをしたことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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