常陸太田市(読み)ひたちおおた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

常陸太田〔市〕
ひたちおおた

茨城県北部,久慈川の支流里川,山田川流域に広がる市。南北に細長い市域の中央を久慈山地が走る。1954年佐都村,誉田村,機初村,西小沢村,佐竹村,幸久村の 6村を編入,太田町を改称して市制。1955年世矢村と河内村の一部を編入。2004年金砂郷町,水府村,里美村を編入。中心市街地は奈良時代末期,太田荒大夫が城を築き,以後佐竹氏舞鶴城と名づけて居城。江戸時代には里川の谷口集落として水戸以北,福島県にまで商圏を広げて発展。耕地の過半を水田が占める。ソバ,コンニャクなどもつくられ,金砂郷,水府は水府タバコの産地。徳川光圀隠棲の西山荘,水戸徳川家の別荘天竜院,瑞竜山,佐竹寺 (本堂は国指定重要文化財) ,都々逸坊扇歌の碑などがある。里美に横川温泉がある。南部は太田県立自然公園高鈴県立自然公園に,北部は花園花貫県立自然公園にそれぞれ属する。JR水郡線,国道293号線,349号線が通る。面積 371.99km2。人口 5万2294(2015)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

バンクシー

英ロンドンを中心に活動する覆面アーティスト。世界各地の街に現れて建物の壁などに社会風刺的なグラフィティアートを描くなど、ゲリラ的なアート活動を行っている。2005年に自身の作品を世界各国の有名美術館に...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

常陸太田市の関連情報