町野武馬(読み)マチノ タケマ

20世紀日本人名事典 「町野武馬」の解説

町野 武馬
マチノ タケマ

明治〜昭和期の陸軍大佐 元・衆院議員(無所属)。



生年
明治8年11月16日(1875年)

没年
昭和43(1968)年1月10日

出生地
福島県

学歴〔年〕
陸士〔明治31年〕卒

経歴
日露戦争に従軍後、北京で清国政府応聘武官、参謀北部付き、奉天で支那政府応聘武官をつとめ、東三省保安総指令、奉天省長、吉林督軍及び黒龍江督軍顧問歴任。この間、大正15年から張作霖の軍事顧問を務めた。昭和4年帰国。のち大日本武徳会会長。平成3年国会図書館により張作霖謀殺などに関する談話テープが公開された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「町野武馬」の解説

町野武馬 まちの-たけま

1875-1968 明治-昭和時代前期の軍人
明治8年11月16日生まれ。大正3年参謀本部付となり,のち奉天督軍の顧問として張作霖(ちょう-さくりん)をたすける。11年陸軍大佐,翌年予備役となる。13年衆議院議員。14年には再度張作霖の顧問となった。昭和43年1月10日死去。92歳。福島県出身。陸軍士官学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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