畏まり置く(読み)かしこまりおく

精選版 日本国語大辞典 「畏まり置く」の意味・読み・例文・類語

かしこまり‐お・く【畏置】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 行動やことばづかいなどを控えめにする。遠慮する。恐縮する。
    1. [初出の実例]「人々は、こまやかなる御物語に、かしこまりをきて、けぢかくもさぶらはず」(出典:源氏物語(1001‐14頃)胡蝶)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android