留数の定理(読み)りゅうすうのていり(その他表記)residue theorem

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「留数の定理」の意味・わかりやすい解説

留数の定理
りゅうすうのていり
residue theorem

複素関数 f(z) は,単一閉曲線 C の上とその内部で,有限個の極 z1z2,…,zn を除いて正則であるとする。いま f(z) の z1z2,…,zn における留数それぞれ R1R2,…,Rn とすれば
であるという定理を,留数の定理という。ただし積分路 C は正の向きにとるものとする。

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