複素関数(読み)フクソカンスウ

デジタル大辞泉 「複素関数」の意味・読み・例文・類語

ふくそ‐かんすう〔‐クワンスウ〕【複素関数】

二つ複素数があって、一方の値が定まればそれに伴って他方が定まるような関数。⇔実関数

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精選版 日本国語大辞典 「複素関数」の意味・読み・例文・類語

ふくそ‐かんすう‥クヮンスウ【複素関数】

  1. 〘 名詞 〙 複素数に複素数を対応させる関数。すなわち、複素数のある集合Dの各要素にそれぞれ一つずつ複素数を対応させる規則が与えられたとき、その規則のことをDの上の複素関数という。⇔実関数

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世界大百科事典(旧版)内の複素関数の言及

【関数論】より

…複素関数論ともいい,数学の中の解析学の一つの分野である。独立変数と従属変数が複素数であるような関数を複素関数というが,関数論はそのうち正則関数およびそれに関連する関数を対象とする。…

※「複素関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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