畜生残害(読み)チクショウザンガイ

デジタル大辞泉 「畜生残害」の意味・読み・例文・類語

ちくしょう‐ざんがい〔チクシヤウ‐〕【畜生残害】

畜生が互いにかみ合って傷つけ殺し合うこと。
「生ける物を…闘はしめて遊び楽しまん人は、―の類なり」〈徒然・一二八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「畜生残害」の意味・読み・例文・類語

ちくしょう‐ざんがい チクシャウ‥【畜生残害】

〘名〙 畜生が互いに噛み合い傷つけ合うこと。また、そのような残虐な行為をする畜生。
徒然草(1331頃)一二八「生ける物を殺し、痛め、闘はしめて遊び楽しまん人は、畜生残害の類なり」

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