番囃子(読み)バンバヤシ

デジタル大辞泉 「番囃子」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ばやし【番×囃子】

能の略式演奏形式の一。1曲の謡全部を、囃子をつけて紋服かみしも舞台に着座したまま演奏すること。

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精選版 日本国語大辞典 「番囃子」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ばやし【番囃子】

〘名〙 能の略式演奏の一つ一曲の謡全部を、囃子を加えて、紋服・裃(かみしも)で舞台に着座したまま演奏するもの。

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世界大百科事典(旧版)内の番囃子の言及

【能】より

…(2)半能(はんのう) 一曲の後場だけを演ずる。(3)番囃子(ばんばやし) 紋服等で座したまま全曲を奏する。(4)居囃子(いばやし) 同じく座したまま主要部分(主としてクセや舞事を中心にした部分)を奏する。…

※「番囃子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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