デジタル大辞泉 「異な」の意味・読み・例文・類語 け‐な【▽異な/▽殊な】 [連体]《形容動詞「け(異)なり」の連体形「けなる」の音変化から。「けなもの」「けなひと」の形で多く用いる》1 けなげである。殊勝である。「そちは―者ぢゃ」〈浄・丹波与作〉2 おとなしい。「かはいらしく―者なり。いはば町方の腰元のやうなり」〈満散利久佐〉 い‐な【異な】 [連体]《形容動詞「い(異)なり」の連体形「いなる」から》普通と変わった。変な。妙な。「異なことを伺いますが」「縁は異なもの味なもの」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例