デジタル大辞泉 「異彩を放つ」の意味・読み・例文・類語 異彩いさいを放はな・つ 1 普通とは違った色彩や光を出す。「渠かれの眼色めざしは、顰ひそめる眉の下より―・てり」〈鏡花・義血侠血〉2 多くの中できわだって見える。「画壇の中で―・つ新人」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「異彩を放つ」の意味・読み・例文・類語 いさい【異彩】 を 放(はな)つ ① 普通とは異なった色どりや光を出す。[初出の実例]「渠(かれ)の眼色(めざし)は、顰(ひそ)める眉の下より異彩(イサイ)を放(ハナ)てり」(出典:義血侠血(1894)〈泉鏡花〉九)② きわだって見える。すぐれて見える。[初出の実例]「偉大なる鼻が益(ますます)異彩を放って」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例