畾地(読み)らいち

精選版 日本国語大辞典 「畾地」の意味・読み・例文・類語

らい‐ち【畾地】

〘名〙 (「らいぢ」とも) 余っている土地。あき地。余地
※虎明本狂言・富士松(室町末‐近世初)「庭を作ったが、此松を植ゑるほど、らひぢがある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「畾地」の意味・読み・例文・類語

らい‐ち【×畾地】

《「らいぢ」とも》余分の土地。あき地。
「この松植ゑるほど―があるほどに」〈虎明狂・富士松

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