疎鐘(読み)そしょう

精選版 日本国語大辞典 「疎鐘」の意味・読み・例文・類語

そ‐しょう【疎鐘・疏鐘】

  1. 〘 名詞 〙 間をおいて鳴る鐘の音。
    1. [初出の実例]「古寺館東山翠下。日暮噭咷響疎鐘」(出典文華秀麗集(818)下・山寺鐘〈仲雄王〉)
    2. 「山寺蕭条已暮鴉。踈鐘殷々出烟霞」(出典:幻雲詩藁(1533頃)一・春寺残鐘)
    3. [その他の文献]〔王維‐酬郭給事詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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