瘤付(読み)こぶつき

精選版 日本国語大辞典 「瘤付」の意味・読み・例文・類語

こぶ‐つき【瘤付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 瘤のついている状態。また、そのもの。
  3. ( 「こぶ」は厄介なよけい者の意 ) 結婚するときに前夫子どもを伴っていること。また、その女性。転じて一般に、子どもを伴っていることにもいう。
    1. [初出の実例]「瘤付(コブツキ)よりも家付恐ろしとは随分穿った言なり」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android