登畑村(読み)のぼりばたむら

日本歴史地名大系 「登畑村」の解説

登畑村
のぼりばたむら

[現在地名]今治市登畑

現今治市南部に位置する。東はだん村、西は宮崎みやがさき村に接し、南は山で、北は国分こくぶ村と境を接する。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)越智おち郡の項に「登畑村 日損所、小川有、芝山有、林少有」とみえ、村高は五七〇石一斗九升である。寛永一二年(一六三五)以来松山藩に属していたが、明和二年(一七六五)幕府領となり、文化一二年(一八一五)から松山藩預となった。寛政元年(一七八九)の村明細差上帳控(今治市桜井支所旧蔵)によると、当時の家数五九軒、人数一八二人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報