白っぱくれる(読み)しらっぱくれる

精選版 日本国語大辞典 「白っぱくれる」の意味・読み・例文・類語

しらっ‐ぱく・れる【白ぱくれる】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 ( 「しらばくれる」の変化した語。「しらっばぐれる」とも )
  2. 知っていて知らないふりをする。そらとぼける。
    1. [初出の実例]「そんなしらっばぐれた事では承知ならない」(出典:滑稽本・大山道中膝栗毛(1832)二)
  3. 白っぽくなる。
    1. [初出の実例]「其朝がへりのかほがしたぢのあかひにおしろいがしらっぱくれて〈略〉酔ざめで黄色になった」(出典:洒落本・御膳手打翁曾我(1796か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例