白塔山公園(読み)はくとうざんこうえん

世界の観光地名がわかる事典 「白塔山公園」の解説

はくとうざんこうえん【白塔山公園】

中国の甘粛(かんしゅく)省の蘭州(らんしゅう)(ランチョウ)にあり、黄河北岸の白塔山麓に広がる公園。白塔山は起伏の激しい山で、元の時代に山頂に建立された白塔は、チンギス・ハーンに会うためモンゴルに行く途中、この地で病没したチベット僧のために建てられたといわれる。7層八角、高さ17mの塔は、多くの仏像の浮き彫りなどが刻まれている。公園は約8000m2で、山麓から山頂にかけては古典様式の白塔寺や羅漢殿などいくつもの建築群が建ち並び、それらをつなぐ回廊によって公園内を散策できる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む