白竜号(読み)はくりゅうごう

改訂新版 世界大百科事典 「白竜号」の意味・わかりやすい解説

白竜号 (はくりゅうごう)

日本の海洋油田掘削装置。昇降型移動式プラットフォーム(別名ジャッキアップ型)と呼ばれるもので,1958年に石油資源開発株式会社が建造し,秋田県および新潟県沖合で油田の開発に従事。水深27mまでの海で稼働可能である。〈白竜号〉は71年日本海洋掘削株式会社の所有となり〈第1白竜〉と改名された。85年現在同社は,70年石油開発公団が建造しのちに同社の所有となった〈第2白竜〉,74年同社が建造した〈第3白竜〉以下〈第9白竜〉までのバージを所有している。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 俊彦

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む