白血病の臨床研究問題

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白血病の臨床研究問題

東京大病院の血液腫瘍内科が事務局を務める研究組織は、慢性骨髄性白血病患者の投薬治療に伴う副作用を調べるSIGN(サイン)研究を2012年に開始した。使う薬にはノバルティスファーマの治療薬タシグナ(一般名ニロチニブ)が含まれるが、今年に入り、ノ社の複数の社員が研究の準備から患者アンケートの回収、学会発表まで幅広く関与した疑惑浮上医師が主体的に行う研究という建前が揺らぎ、15年までを予定していた研究は中断東大とノ社がそれぞれ事実関係の調査を進めていた。

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