百国町(読み)ひやつこくちよう

日本歴史地名大系 「百国町」の解説

百国町
ひやつこくちよう

[現在地名]西尾市大給おぎゆう

馬場ばば盛巌せいがん寺前より、矢場やば町通に至る東西に走る狭い通り筋。どの城主の頃か明確でないが、一〇〇石取の武士たちがこの通りに住んだところから起こった町名と思われる。北側に日蓮宗妙満みようまん寺が広い境内を占める。中級で一〇〇―一五〇石取の武士が住み、一屋敷一戸で整然としていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android