百重波(読み)ももえなみ

精選版 日本国語大辞典 「百重波」の意味・読み・例文・類語

ももえ‐なみももへ‥【百重波】

  1. 〘 名詞 〙 幾重にも重なっている波。
    1. [初出の実例]「荒磯波 ありても見むと 百重波(ももへなみ) 千重波しきに 言挙す吾れは」(出典万葉集(8C後)一三・三二五三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android