精選版 日本国語大辞典 「荒磯波」の意味・読み・例文・類語
ありそ‐なみ【荒磯波】
[1] 〘名〙 荒磯に打ち寄せる波。あらいそなみ。
※和田厳足家集(1859頃)「荒磯浪(アリソナミ)巻きもてよする片よりの玉藻や恋のたぐひなるらむ」
[2] 枕 同音の繰り返しで「あり(有)」にかかる。
あらいそ‐なみ【荒磯波】
〘名〙 =ありそなみ(荒磯波)(一)
※古今六帖(976‐987頃)五「みさごゐるあらいそなみに袖ぬれてたがためひろふいけるかひそも」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報