皮田(読み)かわた

精選版 日本国語大辞典 「皮田」の意味・読み・例文・類語

かわ‐たかは‥【皮田・革田】

  1. 〘 名詞 〙 中・近世動物の皮をはいで、なめし皮を作り、皮細工などを業とした人。賤視された。
    1. [初出の実例]「かはたの子」(出典:虚堂録臆断(1534)頌古)
    2. 「然上は御領分之かわた中、右之旨急度相守可申候」(出典:元祿一二年(上田領)かわた改帳(1699))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android