皿眼(読み)サラマナコ

デジタル大辞泉 「皿眼」の意味・読み・例文・類語

さら‐まなこ【皿眼】

皿のように丸く大きく見開いた目。また、そうした目で注視すること。
「―になって、盗難品をしらべて居る」〈漱石吾輩は猫である

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「皿眼」の意味・読み・例文・類語

さら‐まなこ【皿眼】

〘名〙 皿のように大きくまるく見開いた目。また、そのようにしてものを油断なく注視すること。
※雑俳・川柳評万句合‐安永七(1778)梅二「たれぞ手を出したらと母さらまなこ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android