デジタル大辞泉 「益無し」の意味・読み・例文・類語 よう‐な・し〔ヤウ‐〕【▽益無し】 [形ク]「やくなし」の音変化。「只今むなしうなり給ひて―・し」〈浮・五人女・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「益無し」の意味・読み・例文・類語 よう‐な・しヤウ‥【益無】 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「やくなし(益無)」の変化した語 ) 無益である。かいがない。つまらない。[初出の実例]「やうなく此の度のいさかひしつべかめり」(出典:落窪物語(10C後)二)「十にひとつも益(ヤウ)なき閑談(むだごと)ながら」(出典:読本・雨月物語(1776)貧福論) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例