デジタル大辞泉 「益荒」の意味・読み・例文・類語 ます‐ら【▽益▽荒】 《「増す」に接尾語「ら」の付いた語》神や男性の雄々しくりっぱなようすをいう語。また、そのような神や男性。「越こしを治めに出いでて来し―我すら」〈万・三九六九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「益荒」の意味・読み・例文・類語 ます‐ら【益荒】 〘 名詞 〙 ( 「ます」は「増す」の意。「ら」は接尾語 ) 神や男の雄々しく力のあるさまにいう語。また、その神やその男。[初出の実例]「しなざかる 越(こし)を治めに 出でて来し 麻須良(マスラ)われすら」(出典:万葉集(8C後)一七・三九六九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例