盗人といえば手をさし出す(読み)ぬすびとといえばてをさしいだす

精選版 日本国語大辞典 の解説

ぬすびと【盗人】 と いえば手(て)を=さし出(いだ・だ)す[=出(だ)す]

  1. 盗人だととがめられた時、手を出し抵抗すれば、いよいよ盗人であることが明らかである。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「勝重かっらかっらと打笑ひ、イヤ盗人といへば手を出すと扨は御分が媒な」(出典:浄瑠璃・都の富士(1695頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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