盤若野村(読み)はんにやのむら

日本歴史地名大系 「盤若野村」の解説

盤若野村
はんにやのむら

[現在地名]七尾市盤若野町

池崎いけざき村の南、二宮にのみや川右岸に位置する。加賀藩領。元和六年(一六二〇)の検地打渡状写(盤若野区有文書)に半屋野、寛永五年(一六二八)の一作見立状(同文書)に盤若野とある。正保郷帳では高一八八石余、田方一一町八反・畑方七反余、新田高四三石余(免二ツ四歩六厘)。承応二年(一六五三)の役棟四(「棟役調」鹿島郡誌)。寛永頃から沼池開拓が進み(鹿島郡誌)、寛文一〇年(一六七〇)の村御印の高三〇五石、免三ツ五歩、小物成は山役六六匁・苦竹役五匁、鳥役一匁(出来)があった(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android