目交じ(読み)メマジ

デジタル大辞泉 「目交じ」の意味・読み・例文・類語

め‐まじ【目交じ/瞬】

めまぜ」の音変化。
「みどもが―すれど、合点せいで」〈虎清狂・泣尼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目交じ」の意味・読み・例文・類語

め‐まじ【目交・瞬】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「めまぜ」の変化した語 )
  2. めまぜ(目交)
    1. [初出の実例]「揚眉瞬目━は、眉をあげつ目まじをしつ、目やう顔やうをする義ぞ」(出典:臨済録抄(15C前‐16C中))
  3. めまぜ(目交)
    1. [初出の実例]「その時はしらぬかほをしていて、みどもがめまじすれど」(出典:虎清本狂言・泣尼(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android