目釘を湿す(読み)メクギヲシメス

デジタル大辞泉 「目釘を湿す」の意味・読み・例文・類語

目釘めくぎ湿しめ・す

つばなどで目釘をぬらして固定させ、刀を抜く用意をする。
「主従刀の―・し、手ぐすね引いて待ちかけ居る」〈浄・忠臣蔵

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精選版 日本国語大辞典 「目釘を湿す」の意味・読み・例文・類語

めくぎ【目釘】 を 湿(しめ)

  1. 竹の目釘を唾(つば)などで湿らせて穴に固定させ、刀を抜く用意をする。
    1. [初出の実例]「主従刀の目釘(クギ)をしめし、手ぐすね引て待かけ居る」(出典浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)三)

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