目釘を湿す(読み)メクギヲシメス

デジタル大辞泉 「目釘を湿す」の意味・読み・例文・類語

目釘めくぎ湿しめ・す

つばなどで目釘をぬらして固定させ、刀を抜く用意をする。
「主従刀の―・し、手ぐすね引いて待ちかけ居る」〈浄・忠臣蔵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 つば 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「目釘を湿す」の意味・読み・例文・類語

めくぎ【目釘】 を 湿(しめ)

  1. 竹の目釘を唾(つば)などで湿らせて穴に固定させ、刀を抜く用意をする。
    1. [初出の実例]「主従刀の目釘(クギ)をしめし、手ぐすね引て待かけ居る」(出典浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む