盲滅法界(読み)めくらめっぽうかい

精選版 日本国語大辞典 「盲滅法界」の意味・読み・例文・類語

めくら‐めっぽうかい‥メッポフカイ【盲滅法界】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =めくらめっぽう(盲滅法)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「目(メ)くら滅法界(メッパフカイ)二人で出掛て行て」(出典:明治浮世風呂(1887)〈浮世粋史〉一五)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙めくらめっぽう(盲滅法)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「ト言ひながら止めるのを聞きません、盲目滅法界(メクラメッポフカイ)ツウーッと駆け出しました」(出典:落語・心の眼(1899)〈初代三遊亭金馬〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む