盲瞽女・盲御前(読み)めくらごぜ

精選版 日本国語大辞典 「盲瞽女・盲御前」の意味・読み・例文・類語

めくら‐ごぜ【盲瞽女・盲御前】

〘名〙 盲目の女性で、鼓を打ったり、三味線を弾いたりしながら唄をうたい、米銭などを乞うもの。ごぜ。
※大観本謡曲・望月(1586頃)「これはこの宿にはやる盲御前にて候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android