直指(読み)じきし

精選版 日本国語大辞典 「直指」の意味・読み・例文・類語

じき‐しヂキ‥【直指】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 比喩や遠まわしのいい方によらないで、直接、端的にそのものを示すこと。
    1. [初出の実例]「直指は説夢なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)夢中説夢)
  3. じきでん(直伝)
    1. [初出の実例]「人にもたれ、人の口を守る作者、芭蕉流直指の俳諧成就せず」(出典:俳諧・宇陀法師(1702)巻頭并俳諧一巻沙汰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「直指」の読み・字形・画数・意味

【直指】ちよくし

正指する。

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