デジタル大辞泉
「直泣き」の意味・読み・例文・類語
ひた‐なき【▽直泣き/▽直鳴き】
1 (直泣き)ひたすら泣くこと。
「―に泣く泣くいつのまにか寝たりと覚し」〈鏡花・竜潭譚〉
2 (直鳴き)鳥などがひたすら鳴くこと。
「雉子のあるか―に鳴くを聞けば」〈いそのはな〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ひた‐なき【直泣・直鳴】
- 〘 名詞 〙
- ① ( 直泣 ) ひたすら泣くこと。
- [初出の実例]「おもひ合てひたなきになく おさななじみ手ふれし貝を取出て〈伊平〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)二)
- ② ( 直鳴 ) 鳥などがひたすら鳴くこと。
- [初出の実例]「雉子のあるかひたなきに鳴を聞ば」(出典:俳諧・いそのはな(1793)北寿老仙をいたむ)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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