相不変ず(読み)あいもかわらず

精選版 日本国語大辞典 「相不変ず」の意味・読み・例文・類語

あい‐も‐かわら‐・ずあひもかはら‥【相不変】

  1. 〘 連語 〙 少しも前と変わらない。
    1. [初出の実例]「相(アヒ)も変(カハ)らず口先でお欺しならば、却って思の種で御座ります」(出典人情本・恩愛二葉草(1834)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android