相当理論段数(読み)ソウトウリロンダンスウ

化学辞典 第2版 「相当理論段数」の解説

相当理論段数
ソウトウリロンダンスウ
number of equivalent theoretical plates

ステップ数(S)ともいい,2成分の蒸留におけるマケイブ-チーレ(Macabe-Thiele)法で,平衡線と操作線との間で階段作用を行ったときの階段数のことである.理論的に計算された精留塔の段数(理論段数)に,蒸留がま(スチル)とそのすぐ上の段との間または分縮器など1理論段に相当するものを加えた数のことである.理論段数をnとすると,スチルと全縮器とを有する精留塔ではステップ数は

Sn + 1,
スチルと1理論段に相当する分縮器とを有する精留塔では

Sn + 2
となる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む