理論段数(読み)リロンダンスウ

化学辞典 第2版 「理論段数」の解説

理論段数
リロンダンスウ
theoretical plate number

所望分離を行うのに必要な理想的な精留塔の段数をいう.各段上において気-液が平衡状態にあり,段上の液相が均一に混合されていて,塔壁における熱損失も無視できるとして,塔内の物質収支および熱収支にもとづいて計算した精留塔の段数Nのことである.棚段塔の場合は,段効率で除すると実際の段数が得られ,充填塔では相当理論段高さを乗じると充填層の高さになる.液-液接触装置においても同様である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む