相米村(読み)そうまいむら

日本歴史地名大系 「相米村」の解説

相米村
そうまいむら

[現在地名]田子町相米

熊原くまはら川の支流相米川と細野ほその川の合流点に位置し、支村が両河川流域に散在する。東は田子村、南は白坂しらさか村・はら村・佐羽内さばない村・道地どうち村・石亀いしがめ村に接する。雑書の寛文元年(一六六一)五月八日条に「熊皮壱枚、同胃共ニ、田子ノ内惣米村又木弥七郎上」とある。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付に村名がみえ、高一一八・八七三石とある。七ヵ年平均の免は一ツ五分五厘五毛。寛政年間(一七八九―一八〇一)の「邦内郷村志」には蔵分三一・一石余、給分二〇三石余とある。家数は六七、うち支村根渡ねわたり一一、柴倉しばくら六、大久保おおくぼ八、高屋敷たかやしき三、藤田ふじた九、宮野みやの九、相米一〇で、馬一一〇疋を飼養。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android