デジタル大辞泉 「石亀」の意味・読み・例文・類語 いし‐がめ【石亀/▽水亀】 ヌマガメ科イシガメ属のカメの総称。池やゆるい流れにすむ。日本特産種のニホンイシガメは本州・四国・九州に分布。子は銭亀ぜにがめとよばれる。ミナミイシガメは腹甲に黒斑があり、南アジア・八重山諸島などに分布。背甲に藻が付着したものは蓑亀みのがめといい、縁起がよいとされた。[類語]亀・海亀・玳瑁たいまい・緑亀・鼈すっぽん・噛付亀・象亀 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「石亀」の意味・読み・例文・類語 いし‐がめ【石亀・水亀】 〘 名詞 〙 ( 「いしかめ」とも ) ヌマガメ科のカメ。甲らは暗褐色をした卵形で、長さ約一八センチメートル。幼体はゼニガメと呼ばれ愛玩用。甲らに緑藻類が着生したものはミノガメと呼ばれる。日本の特産種で本州、四国、九州の川や沼などに最も普通に見られる。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例