県召(読み)アガタメシ

デジタル大辞泉 「県召」の意味・読み・例文・類語

あがた‐めし【県召】

県召の除目じもく」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「県召」の意味・読み・例文・類語

あがた‐めし【県召】

  1. 〘 名詞 〙あがためし(県召)の除目」の略。⇔司召(つかさめし)
    1. [初出の実例]「新玉の年立ちかへる春のあがためしに」(出典:栄花物語(1028‐92頃)駒競の行幸)

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世界大百科事典(旧版)内の県召の言及

【除目】より

…したがって本来は一定の日を定め(式日という),まとめて任官を行うことはできないはずであるが,実際は奈良時代より,ある程度これが行われていた。そして後になると県召(あがためし)除目,司召(つかさめし)除目の称が見られるようになる。県召除目は外官の任命を中心とするもので,外官除目ともいい,また春除目ともいう。…

※「県召」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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