精選版 日本国語大辞典 「真平御免」の意味・読み・例文・類語
まっぴら‐ごめん【真平御免】
[1] 〘形動〙
① 平身低頭して謝るさま。
※虎明本狂言・二千石(室町末‐近世初)「只今のうたひは、某がうたはせたでは御ざらぬ、まっひら御めんなれ」
② 全くいやである、拒否したいなどの気持の強いさま。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)五「モシ真平(マッピラ)御めんねヱ。〈略〉仕事をして居る形(なり)でめへりやしたト言ば」
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