真幸(読み)まさきく

精選版 日本国語大辞典 「真幸」の意味・読み・例文・類語

ま‐さきく【真幸】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「ま」は接頭語 ) 「さきく」を強めたいい方。無事に。しあわせに。
    1. [初出の実例]「岩代の浜松が枝(え)を引き結び真幸(まさきく)あらばまた帰り見む」(出典万葉集(8C後)二・一四一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の真幸の言及

【えびの[市]】より

…宮崎県南西部にある市。1966年に飯野,加久藤,真幸(まさき)の3町が合体してえびの町となり,70年に市制。人口2万5872(1995)。…

※「真幸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む