真広(読み)まびろし

精選版 日本国語大辞典 「真広」の意味・読み・例文・類語

ま‐びろ・し【真広】

〘形ク〙 まったく広い。また、広い。
神楽歌(9C後)酒殿歌「〈本〉酒殿は 広し末飛呂志(マビロシ) みかごしに わが手な取りそ しか告げなくに」

ま‐びろ・く【真広】

〘他カ下二〙 衣服などを、はだける。しまりなく広げる。
※宇津保(970‐999頃)蔵開上「指貫直衣などをひきさげて、まひろけていできたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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