酒殿(読み)サカドノ

デジタル大辞泉 「酒殿」の意味・読み・例文・類語

さか‐どの【酒殿】

酒をつくるための建物。宮廷用のものは造酒司みきのつかさの中にあった。その他神社貴族邸内にも自家用に設けられた。酒屋

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精選版 日本国語大辞典 「酒殿」の意味・読み・例文・類語

さか‐どの【酒殿】

  1. 〘 名詞 〙 酒をつくるための建物。太政官公用のものは造酒司(みきのつかさ・さけのつかさ)が管轄した。その他、神社や貴族の邸内にも設けられていた。
    1. [初出の実例]「この時、酒殿(さかとの)を造りし処は、即ち酒屋(さかや)の村と号(なづ)け」(出典播磨風土記(715頃)賀古)

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