真楫繁貫く(読み)マカジシジヌク

デジタル大辞泉 「真楫繁貫く」の意味・読み・例文・類語

真楫まかじ繁貫しじぬ・く

船に左右そろったかいをたくさん取り付ける。
大船に―・き海原を漕ぎ出て渡る月人をとこ」〈・三六一一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「真楫繁貫く」の意味・読み・例文・類語

まかじ【真楫】 繁貫(しじぬ・しげぬ)

  1. 左右そろった楫をすき間もないほどたくさんとりつける。
    1. [初出の実例]「大船に麻可治之自奴伎(マカヂシジヌキ)海原を漕き出て渡る月人壮子」(出典万葉集(8C後)一五・三六一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む