デジタル大辞泉 「真空のエネルギー」の意味・読み・例文・類語 しんくう‐の‐エネルギー【真空のエネルギー】 宇宙創世のごく初期に、宇宙の急膨張を引き起こしたとされるエネルギー。インフレーション宇宙論によれば、真空の相転移が生じ、そのエネルギーが潜熱として解放されて熱に転じ、超高温の宇宙が加速膨張したと考えられている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
知恵蔵 「真空のエネルギー」の解説 真空のエネルギー 量子力学によると、真空中では場の最低エネルギー状態がゆらぎ、仮想粒子の対が生まれては消える。このエネルギーを指していう。宇宙誕生時のインフレーション(急膨張)の原動力ともみられている。 (尾関章 朝日新聞記者 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by