真空包装(読み)しんくうほうそう

百科事典マイペディア 「真空包装」の意味・わかりやすい解説

真空包装【しんくうほうそう】

ポリエチレンなどプラスチックフィルムの袋に食品などを入れ,真空ポンプ空気を抜いて密封する包装。内容物の色,味,栄養などに影響が少なく,ある程度の保存も可能なので,広く普及している。また真空成形包装は,フィルムを真空成形機に取り付け,加熱して軟化したとき真空圧を作用させて物品に密着させる方法で,小型の各種商品の個装に自動包装方式で広く適用されている。
→関連項目包装

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の真空包装の言及

【包装】より

…おもなものについてその包装のしかたにふれる。
[食品包装]
 常温保存包装と真空包装の二つが主要なものである。常温保存包装は食品を常温で保存するためのもので,それには殺菌する必要がある。…

※「真空包装」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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